2017年3月6日月曜日

統計物理懇談会(1日目)
田崎さん・斎藤さんが開催されている統計物理懇談会を聞くために日吉へ。分野が幅広く、どれも一流の内容で、一流の聴衆からバツグンの質問が飛び出し続けるこの研究会はめっちゃ楽しいので、何があろうと参加していきたいと思ってます。
清水さん「揺動散逸定理の量子破綻」
測定によるdisturbanceを考えると、たとえ”丁寧な測定”をしても、揺動散逸からズレるというお話。てっきりメゾ系の話だと思ったらマクロ系の話だったので驚き。実験で見えるらしい。清水さんのKubo公式まわりの話や、測定理論の話、どこか教われるLectureがあればいいのになぁ。
池田さん「孤立量子系の非平衡定常状態に関する最近の話題」
前半2/3は以前基研で聞いた話だったけど、最後のETHを破る話は面白かった。ETHまわりも最近進展があるんだなぁ。
高吉さん「対称性に保護されたトポロジカル相と場の理論」
Haldane系を丁寧にやって、MPSからSPTの分類がどう出来るか、explicitに見せているのが印象的だった。個人的には非常に楽しめたけど、スピン系以外のSPTの例もあった方が聴衆には受けたのかなぁ。
藤井さん「雑音のある量子ダイナミクスにおける量子・古典境界」
量子と古典の境界を探るために、ノイズの入った非万能量子計算モデルを考えるお話。慣れない言葉も多くて大変だったけど、論旨が非常にクリアなTalkで楽しかった。初めの「より物理的なダイナミクスで万能量子計算を実装できないか」という話も面白かった(ある種のクエンチダイナミクスに量子回路をエンコードしたような話もあるらしい)。万能も非万能も、最近の物性の話と絡められないかなー。妄想広がる。

ごはん

お昼は時間が無くてマック。夜は懇親会。懇親会では、目の前が押川先生と横倉さんでビックリ。(近くにいたメンツがメンツだったの)ETHがらみや非平衡話で盛り上がる。

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